まずは手始めに、と見せてくれたのはその膨大な数のファイルです。戸棚にズラッと並んだ茶色のファイルには、カッサンドル、カッピエロ、サヴィニャック、モルヴァン、ヴィルモ等を始めとした作家事にポストカードやグリーティングカード、雑誌広告の切り抜きやビュバー等が1つ1つ丁寧に分類分けしてあります。
「好きなのからどうぞ」と言われるまままずは数あるファイルのうちサヴィニャックNo.1を手にとってみました。
驚くのはその種類の豊富さもさることながらコンディションの良さ。そしてポストカードを一つとっても、同じ図柄でも発行年が違う物、印刷元が違う物全てを網羅していて、きちんとカテゴライズされています。たまに、ぽかっと開いたスペースがあるので聞いてみると「ここは、まだ手に入れてい物。このポストカードの、○○年に発行された物がなかなか見つからなくてね。実はこの前蚤の市で見つけたんだけれども、コンディションがいまひとつだったから買わなかったんだ。」との事。
これが、このムッシュー・コレクトが「本物のコレクター」と言われる所以でした。フランスには沢山のコレクターがいますが、大部分は収集する行為が目的になっているようです。けれど、彼は自分の収集に妥協をしません。何でもかんでもを収集するのではなく、自分の納得がいく物だけを求める事。そして手に入れた後も、時々手入れをしたりしていつも気にかけていること。これは、何に対しても意外と難しいことですよね。
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サヴィニャックコレクション写真上から
サヴィニャックのモノクロ写真
ピンバッヂ
DUNLOPILLOホウロウ看板
虫よけスプレーの看板
キーホルダー
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